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明るい絶望。



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やっぱりね、この容量の少ない頭で一気に読めといわれても、すごい無理があるので、また読破するのに長い時間かかりました。
しかし京極夏彦と言う人はすごい人ですね。というか天才ですよ。神ですよ。私なんか関口君と一緒のレベルですよ。だから関口君視点で書かれている章は非常に読み安いんですね。はは。
で、今回は箱根が舞台でして。箱根にある、今まで何百年もそこにあったのにも関わらず誰にも発見されず世に出なかった寺。そこで起こる奇怪な連続殺人事件。ここでは「姑獲鳥の夏」に登場した久遠寺先生(開業医だったが事件で娘二人を亡くした老人である)が再び登場され、当然のようにカストリ雑誌の記者・鳥口君も登場し、すごく面白かったです。榎さんこと榎津礼二郎様も毎回登場されるんですが今回も絶妙なタイミングでご登場されまして。
雪山の中にぽつんとある寺っていうシチュエーションもなんだかミステリアスだし、これまで世に出なかった、何も記録にも残っていない誰も知らない寺というのがキーなわけですが、お寺が(殆ど)舞台なので仏教が出てくるわけで。頭の足りない私なんかには難しかったのですが、事細かく書いていらして。うん。難しいんですよ。でも面白いんですね、そういう小難しいものを読むのも。
で、結局どーなんですかと問われると一言では言えないのですけれども、これは読んでいただくしかないのですけれども、素晴らしいですよ。京極様は相変らず天才ですし関口君も優柔不断な弱っちい男ですし、京極道の主人が陰陽師をやるシーンとかはそりゃもうカッコいいですよ。鳥口君の「うへえ」も榎津先生の「関君」もやっぱいいですねぇ。一回はまると抜け出せないですよ。あー。もう次の「上臈蜘蛛の理」、読みますよ。すぐに読めるように買いましたよ。んじゃ。読みます。んじゃ。
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