明るい絶望。
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久々に、昔の友達と話したら、なんだか懐かしくなって、なんか感慨深いもんがあって、込み上げてくるもんもあって、なんかなんか・・・良かったなー昔は、と思ったのでした。ほのぼのしててさ。何も変わってなくて。何一つ、あの頃と変わってなくて。あの頃には何があっても戻れないって分かっててもどうしても戻りたいと思ってしまうのだけど。だけどあの頃にはもう戻らない方がいいのかもなーとも思って。懐かしくなった。蘇る記憶が所々途切れていて、でも鮮やかで、それでいて残酷。甘ったるい誘惑の中に引きずり込まれて行く。刺々しさは皆無。毒々しさの残る過去。それでも少しは希望もあったあの頃が妙に侘しく思えた。何気ない会話から溢れ出す過去の温もりは他の何者にもかえられない軌跡だと思った。こんな自分にあの頃のまま接してくれる友達がいるんだなんて忘れてた。風化して消えかけた文字盤がまた新に命を吹き込まれた感じがした。言葉では言い表せないくらいの喜びと、哀しみが、同時に押し寄せてきて私を呑み込んだ。
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